2012年12月29日土曜日

配慮のある街

今年、釜ヶ崎で、回復についておはなしを聞く機会がありました。
そこで宮地尚子さんが、
こころの病からの回復には、対人援助のほかに
気持ちのいい公園のベンチで座って風にあたれる、
近所の喫茶店でお茶を飲んでほっとできる、
そんな環境も大事だとおっしゃっていました。

気持ちのいいまちづくりで自死リスクを少しでも減らせたらと思います。

少しの工夫と配慮で

できるのではないでしょうか。

阪神青木駅の階段には、
今日も足の不自由な方がしんどそうに降りておられました。

阪神青木駅の階段の介助には、
事前に御影駅に時間を言って予約しておけば、車いすの方でなくとも
介助していただけるそうですが、
それを利用者に教える告知はありません。

駅の4つの階段にそれぞれ介助の人を配置していただきたいです。
また、駅のホームには壁もなくふきさらしで
冬はとても寒いので、
新しい駅ができるまでプレハブの待合室を作ってくださいと
近畿運輸局と阪神電鉄にお願いしました。

43号線の歩道橋の下には、
野宿者がおられると通報があったのか、
行政はフェンスで封鎖しました。
ここは私が信号待ちをしているとき雨をよけられるので
重宝していたのに、不便になりました。
本来はベンチを置くなどして居心地良く利用できたのに
もったいないことです。
排除して、住民も野宿の人も誰にも得にならない
偏見による攻撃を行いました。
これも、冷たい街の雰囲気を作る、自死リスク要因ではないでしょうか。

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